鈴木：奥田さんの「食材ひとつひとつが持つ小さなつぶやきに耳を傾ける」という姿勢に深く共感しておりましので、コラボレートが実現して嬉しいです。

奥田：様々な地域の「良い食材」を探しているのですが、この静岡県でカネ松製茶さんのこのお茶を見つけたとき「これだ！」と思いました。日頃から「酵素」というキーワードに注目していましたが、このお茶はその部分を満たしているだけでなく、どの料理にも合うこの絶妙な味。とても気に入りました。

鈴木：このお茶の特性が活きるのならば、ぜひ山形の奥田シェフのお店「アル・ケッチァーノ」で提供してほしいと思い、今回のタッグが実現しました。山形・静岡から発信ですね。新しいこのお茶の味をいろんな人に知ってもらいたいです。

奥田：食材が味覚を通し、地域までも繋げていく。良い食材にはそんなチカラもあるのだと思います。「あるけっ茶」は苦みの中に心地よい甘みがあるため、様々なジャンルの料理の味を引き立てます。「食後感」がとても良いため、私のお店はもちろん様々な場面で使用しております。

アル・ケッチァーノ Al-che-cciano

山形県・庄内の食材にこだわりを続けるイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」。地産池消を索引する全国でも著名なレストランです。
TV「情熱大陸」「ソロモン流」などメディアにも多数紹介されているオーナーシェフの奥田政行氏は、イタリアスローフード協会国際本部主催「テッラ・マードレ2006」で世界の料理人1000人に選出、2010年には農林水産省より第1回料理人マスターズブロンズ賞を受賞しました。
イタリア「テッラ・マードレ2010」ではファイナルディナーを担当、サンマリノ建国1710年記念パーティではメインシェフを担当するなど、日本を代表するシェフです。

カネ松製茶株式会社 Kanematsu-seicha

カネ松製茶は、創業以来、人にとって「健康」と「美味しさ」こそお茶の本当の価値だということを実直に追い続け、100余年。
その品質の高さから農林水産大臣賞を受賞しており、2008年洞爺湖サミットでは当社のお茶が各国首脳に振る舞われました。名実共に認められた老舗製茶問屋です。
★メッセージ：牧の原で自社茶園を持ち、「茶畑からお茶の間へ」をモットーにして、今消費者が望むものを茶畑から作り上げていきたいと考えています。この道100年の経験を活かし、美味しく、安全で健康に良い独自の商品を開発し、お客様に喜んでいただけることを目標にしています。

静岡県の吟醸酒の名前を広めた「静岡酵母」の父、河村　傳兵衛氏によって、日本酒の最高級吟醸製法技術を活かした独自の特許製法により、発酵茶特有のクセを抑え、香り・味・成分を絶妙なバランスで安定させています。 発酵茶の効能はそのままに、美味しく飲んでいただける今までにない新しいお茶です。
茶処静岡の新しいお茶【ロゼ茶】。
この美しい水色が【ロゼ茶】と言われる所以です。

原材料の管理

茶葉の仕入れは、ISO2001の品質マネジメントシステムに則り、生産管理、農薬管理を行う。主要取引先に関しては、全てトレーサビリティを取っています。年2回の生産者訪問を行い、工場設備の改善、及び生産計画の提案を行っています。

作業者の管理

異物混入を防ぐ為、（１）作業者、着帽の徹底、（２）工場へ入る際のエアーシャワー室通過の義務付け、（３）支給備品以外一切の持込禁止などをISO2001品質マネジメントシステムの中で行っています。

製造施設設備の管理

茶業界初のマイナス30℃の自社冷凍庫で茶葉を保管することにより、茶葉の酸化をほぼ完全にストップさせます。新茶の瑞々しさを損なわせないです。全ての機械設備及び環境設備は、定期的にメンテナンスを行い、製品に直接関わるものは、毎日試運転を行ってから作業に入っています。

工程の管理

工程管理は、作業表に基づいて行っており、作業は全て従事した担当者がわかるように管理しています。又、リリース時にトラブルが無い様、作業中の製品には識別シールを貼り、担当者がわかるようになっています。

最終製品の管理

製品の合否は当社の定めた経験とスキルを持ち資格証を有する者のみが行います。商品開発は、開発システムに沿って行い、30名以上のモニタリング等によって妥当性を確認されます。